学習療法に取り組んで 1 年 9 カ月が経つMさん。
以前より、表情が豊かになりお話しする言葉も増えました。
そんな時…
いつも学習療法の日報を読ませてもらっていますけど、本当にこんなこと言ったり(日報に)書いてある表情をしているの?
という、質問がMさんのご家族様から寄せられました。
ご自宅では『無言、無表情で反応は頷くだけ』ということなのです。
ジーバでのM さんの様子を知ってほしいと、学習療法マスターの清水さんが、学習療法中の動画を持ってご自宅を訪ねてくれ ました。
ご自宅へ向かう道中、どうやって説明しようか、しっかり伝えられるか、伝わるか不安でいっぱい。
自分らしくお話ししよう!と、心に決めてインターフォンを 鳴らしました。
玄関を入ると、ご家族様は笑顔だけど
日報は本当ですか?
の第一声で迎えて下さいます。
不安が呼び戻されますが、
この動画を見て下さい。
動画の再生中、Mさんの様子や表情を説明します。
場面が進みジーバでは見慣れたMさんの笑顔が映ります。
すると、ご家族様は、画面を指差しながら
こんな表情、久しく見たことない。
と言いながらニコニコしています。
送迎中に、車窓 から見える看板や道路標識を声に出して読んでくれることも伝えると
ある!
そういう時ある‼︎
看板を読んでたんか。
教えてもらわないと分からへんな。
といって、Mさんに「良かったな」と、話しかけます。
ジーバでは、学習療法の支援の時間を中心に 1 日のご様子を日報に書いていることを伝えました。
すると、今度はご家族様から最近のMさんのお食事に関する相談がありました。
清水マスタ ーは、
やったー!
想いが伝わっ た!!
僕は嬉しくなりました。
お客様やご家族様とどんな些細なことでも話し合い、1 つずつクリアしていくことが大切だと感じたそうです。
清水マスターの、「あきらめない秋」まだまだ続きそうです。
ご自宅では無表情だというMさんですが、ご家族様に「良かったな」と、話しかけれたこの時、心は笑顔だったのかなと、清水マスターの報告を受けながら思いました。
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