熱中症を予防しよう

長浜市

皆さこんにちは、デイケアセンタージーバです。

学生の子供たちにとって天国の夏休みがやってきましたね。この夏も35度を超える猛暑が多いですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

この時期、皆さんに気を付けていただきたいのが「熱中症」です。総務省消防庁の発表によると、今年2023年7月10日からの1週間だけで、熱中症での救急搬送が8,189人になったようです。

決して他人事ではないですね!

今回はこの「熱中症」について皆さんに情報を届けたいと思います。

すでにご存知のこともあるかと思いますが、対策をしっかりして予防していきましょうね。

目次

熱中症の症状

さて、毎日ほど耳にするこの「熱中症」。熱中症になるとどの様な症状が出てくるのか、一緒に見ていきたいと思います。

症状は重症度別に分けて3段階にできます。

まず第1段階に、立ちくらみや、足がつる症状が起こります。人によってはお腹などの筋肉のけいれんが起こってきます。

症状が進み第2段階になると、頭痛が起こってきます。吐き気が出てきて、実際に吐いてしまうこともあります。全身がぐったりして感じになり明らかに元気がなくなってきます。

さらに第3段階になってくると、意識がもうろうとしてきます。全身のけいれんや、全身が熱くなってくる「高体温」が起こり、最悪のケースも想定して動かなければいけません。

熱中症の原因

そもそも熱中症はなぜ起こるのでしょうか。その仕組みを見てみましょう。

私たち人間の身体は、常に熱を生み出しています。

気温が高くなり体温が上がりそうになれば、身体の熱を体外に放出します。
気温が低くなり体温が下がりそうになれば、熱をため込むということができる、そんな機能を備えています。つまり体温を調整する機能が備わっているんですね。

この機能に異常が起こってしまうことがあります。熱い日にこの機能が使えないと、身体の中に熱がためられて熱中症になってしまいます。

具体的にいうと、体温が上がった時に私たちは汗を出します。この汗が体温を下げてくれるのですが、汗の元は水分と塩分です。これらが不足した状態が「脱水症状」です。熱中症の大きな原因の1つとなります。

スタッフが見ているポイント

年齢を重ねるほど、突然、重症化することがあります。それを避けるために、知っておきたいポイントが2つあります。

1 暑さを感じにくい

年齢を重ねるにつれて「暑さ」に鈍感になっちゃうことです。さらに、汗をかきにくくなるので、体温を下げにくくなります。

ジーバでは、センター内の気温や湿度を確認することができる温度計を設置して数値で環境を設定しています。もちろん、必要に応じてエアコンの設定温度などを変更しています。

日中の会話の中では、自宅での過ごし方の確認もさりげなく行い、必要時はケアマネジャーや家族と連携するように心がけています。

2 渇きを感じにくい

年齢を重ねるにつれて体内に蓄えられる水分が減少していきます。それに伴って、喉の渇きを感じにくいので、水分の摂取量が減少しているケースが多いです。脱水症状を起こしやすい要因になってしまっています。

ジーバでは、時間割を決めて習慣的に水分を摂取いただけるようにしています。それに加えて、スタッフの「ことばがけ」などにより、水分をとっていただけるように努めています。

利用者によって好みもありますから、お好みの飲み物を提供できるように努めています。

この夏の時期でも、温かい飲み物を好んで飲まれる方もいらっしゃいますよ。

症状のケアや治療

もし、熱中症の症状が出てしまった場合は、どうすればいいのでしょう。症状別で見ていきましょう。

1 立ちくらみ・足がつったとき

熱中症の第1段階の症状が出たと思われるときは、涼しいところに移動して、楽な姿勢で休むようにします。

その上で、水分と塩分を補給するようにしましょう。

2 頭痛や吐き気、ぐったりしてきたとき

上記の対応に加えて衣服全体をゆるめます。

それから、身体を冷やすようにします。「首筋」「わきの下」「足のつけね」などの大きな血管が通っているところを冷やします。アイスノンなどを布でくるんだものを活用しましょう。

その後、できるだけ病院に受診するようにしてください。

それでも軽減できず重症化した状態のとき、意識障害や全身のけいれん、高体温が起こっているなどのときは迷うことなく救急車を呼ぶようにします。

まとめ

今回は、今の時期とくに気をつけたい「熱中症」についての紹介でした。

熱中症を引き起こす要因は色々とありますが大きな原因は「脱水症状」でしたね。それを予防することがとても大切になります。

「脱水症状」を予防して体温の上昇を抑えよう

ジーバでは、皆さんが地域でイキイキと「生きる」ことができるように、最良のお手伝いをさせていただく姿勢をもちながらケアしてサポートしてまいります。

ぜひ、これからもデイケアセンタージーバにいらして下さいね。一緒に、イキイキ活動、リハビリをしていきましょう!

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